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青森県弘前市訪問 パート4

こんにちは。(株)サウンズのMです。
パート4の投稿が遅くなり大変申し訳ございません。


JAを訪問させて頂いたときに
話をお伺いしたので簡潔にまとめてみました。

過去のパートはこちらから
パート1 http://animalbird.exblog.jp/21840252/
パート2 http://animalbird.exblog.jp/21840295/
パート3 http://animalbird.exblog.jp/21873143/


サル、シカ、クマ対策 実証実験

1.山の中にある大豆畑はサル、シカの被害から守れるのか?


今年6月~11月 鳥獣対策装置「バリアトーン」1台


・9月に入るまでは被害0
・9月前半になると急に被害が目立ちだす

被害の内容は、シカによる食害、
サルによる食害と倒伏被害でした。

現地の図と写真を見て分かったことは、
獣たちの音慣れではなく、
食物の成長により「バリアトーン」が
草の中に隠れてしまっていて、
音が吸収されていたことによる食害と分かりました。


サルは非常に賢く
臆病な生き物なので、
音慣れは考えにくいです。


危険と分かれば群れごと住み家を
変えるのでサルのグループがいることが不思議なくらいです。


「はぐれザル」 群れから離れて単独行動する若いオスです。


「バリアトーン」が草の中に
隠れていたことも重なり、群れからの
情報が伝達されず、危険を学習できてない
サルの仕業ではないかとの考えに行きつきました。


「バリアトーン」を草から出して
適切な方向(獣道から山方向)に向ければ、
シカもはぐれザルも再び学習できるということでした。



2.釣り堀付近のリンゴ園

比較的人が出入りする場所での
実証実験の話をお伺いしました。


設置以前は人が見えない所は
クマにきれいにリンゴを食べられ、
枝を折られていたそうです。


人との距離を正確に把握するなんて
クマは怖いだけではないなという印象を持ちました。


3年前に導入してからは学習しており
毎年急激に被害が減ったそうです。

合計269本のリンゴの木があるこの畑。
小道を挟んで2つの畑を1台で守っています。


直接バリアトーンが置いてある畑は
136本中1本まで、被害が減りました。


大きなクマが来ていたそうで、
相当な量を食べられていたそうですが、
ここまで無くなりましたとびっくりされていました。


音は届くが直接置いてはいない畑は、
133本中24本の被害が出たそうです。

設置以前と比べると格段に
減っているそうですが、まだ24本も被害にあっています。


安中社長に聞いてみました。

体の小さいクマは大きいクマを
恐れるので、大きいクマが居る畑には近づかない。

と教えて頂きました。

畑の周りが少し沢になっていて
迂回して畑に入っていることが分かりました。
(体の小さいクマの獣道発見)


音は届くがAE波が届く範囲は
大きいクマが現れていた畑。
それで小さいクマたちは学習できなかった
可能性が出てきました。


被害を0にするにはもう1台設置する
必要があるということでした。

この日私は、装置の知識、獣道の把握
動物の習性や動き、、、、、

まだまだ身に着けることは
たくさんあると実感しました。

現地の人より先に
「こうじゃないですか?」
「こんな習性があるからですよ?」

と先制攻撃(?)している安中社長を見て思いました。


まだまだ経験が足りませんが、
現場に行って学び、全国へ良さを
発信することも大切ですが
現地の人を驚かせたいとも思いました。


もちろん、困っている人を助けたい
という思いも増しました。

青森出張で学べたことを
少しでも今後に生かしていって
より多くのこと、より良いものを
発信できたらと思います。

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by otodetori | 2015-12-07 15:25 | 鳥獣対策

音による鳥獣対策の装置として世界で初めて特許を取得した製品を取り扱う(株)サウンズの新入社員M君による活動報告ブログです。


by サウンズ情報部 新入社員M君